2012.04.17更新



大阪審美インプラントセンター副院長の須田剛義です。

今回は、アメリカ補綴学会ボード認定専門医についてです。

私は、2008年にこの資格を日本で初めて取得しました。
このボード試験というのは、専門医になっている歯科医のみ受けることのできる最終関門です。
これ以上の資格は存在せず、最高位の資格になっています。
そのため、資格所得後にアメリカ補綴学会から認定された資格は、International Fellow(国際役員)となっています。

試験の概要としては、一次試験が、解剖や病因論や咬合論などからなる筆記試験から始まります。
その一次試験を合格した者のみ、実際に自分が治療したケースを用いた二次から四次試験に進むことができます。そのため、試験が全て終わるのに大体一年ぐらいかかることになります。

二次試験から四次試験は、口頭試問になっており、被せものや審美、インプラント、咬合などの質問から始まり、最終的には、より複雑なケースにおける対応などが聞かれます。

名門であるタフツ大学にて鍛えられ、日本では初めて試験を通過することになりました。
少しでもこの技術を日本に還元できればと思っています。

投稿者: 須田歯科

2012.04.12更新



大阪審美インプラントセンター副院長の須田剛義です。

今回は、私が受けてきたアメリカの専門医教育について記そうと思います。

日本では、大学における専門医教育が確立されておらず、大学院というのは研究機関で臨床医を育てるという機関ではありません。
アメリカでは、日本の医学と同じく歯科の分野でも専門医制が確立されており、日本とは異なり、アメリカの大学院では、次の世代を担う専門医を育てるシステムがあります。
専門医は、補綴専門医、歯周病専門医、歯内療法専門医、矯正専門医、顎顔面口腔外科専門医、小児歯科専門医の全部で6種類に分けられています。
アメリカ、ヨーロッパでは、専門医の確立により、治療の困難さや精密さにより、一般歯科医の紹介もしくは、患者さんが、必要に応じて質の高い治療をうけることができるというシステムになっています。

大阪大学在学中に、卒後の進路について悩んでいましたが、日本では臨床を学ぶ機関がなかったため将来の治療について不安を抱えていましたが、父の勧めと幸運が重なり、ボストンにあるタフツ大学という世界有数の教育機関で大学院に進学することができました。
大阪大学を2003年に卒業した後に、タフツ大学にて2004年の1月から2008年の秋まで過ごすことになり、そのうちの3年間を補綴科専門医過程に、1年間を口腔外科研修課程に使うことになりました。

かなり厳しいプログラムでしたが、とてもすばらしい教育が受けれたと思います。
タフツ大学は、世界で有名な大学だけあって、様々な国からこのプログラムに参加される先生達が多かったですね。

私の学年では、アメリカのみならず、イタリア、トルコ、クウェートなどの出身の学生がおり、他の学年も同じ様に、ギリシャ、ドイツ、UAE、台湾、韓国、ベネズエラ、ブラジルなど各国の優秀な先生達が集まっているというものでした。

教育内容は、3年間におよぶ患者さんの治療に基づいた臨床を軸として、500本以上の文献抄読に基づく講義や、実際のケースを基にしたプレゼンテーションなど、次世代を引っ張る補綴臨床家を養成するものになっています。実際、私の場合ですと、卒業までに何十症例かのとても難易度の高い治療を行いました。日本では、普通の一般開業医では、治療することのできない症例ばかりでした。

本当に厳しいプログラムで、毎日の睡眠時間は3時間程、週末も仕事に追われると言う様な私生活が全然ないような環境でしたが、学友達と助け合い、日本の歯科医療の為に頑張ろうと自分を奮い立たせていたのを今でも思い出します。

投稿者: 須田歯科

2012.04.11更新



大阪審美インプラントセンター副院長の須田剛義です。

私の専門は補綴という分野になるのですが、
補綴とはどういう分野ですかとよく聞かれます。

歯科における主な病気であげることができるのが、虫歯や歯周病です。
どちらも細菌が由来で引き起こされる病気で、
虫歯というのは、歯が感染してしまったもので、ひどい場合には重度の疼痛や歯の破折が起こる可能性があります。
歯周病は、中年者から老年者に多く見られる病気で、歯を支えるあごの骨や歯肉、歯茎に感染がおこってしまうことにより、歯がしみるような知覚過敏の症状や、歯がぐらぐら揺れてしまうということが起こってしまいます。
虫歯や歯周病がひどくなると、見た目の審美的な問題やご飯を食べたりする機能の問題が引き起こされます。

 

そういった状態に陥ってしまった患者さんに対して、セラミックなどの被せものインプラント入れ歯を用いて、審美的に適しており、長期的に機能面で問題のない状態に治療するというのが補綴医の役割となっております。
また、多数の歯の状態が悪かったり、喪失してしまった状態を健全な状態に治療する咬合の再構築ことや、噛み合わせの改善を行う事も重要な役割のひとつです。


よりよい治療セカンドオピニオンなどを求めて当院に来院される患者様が数多くおられます。ただ痛みをとるだけではなくて、その患者様に応じた長期的に治癒できる治療法を実行させて頂いているため、多くの患者様から感謝して頂いています。


もし歯で悩まれているのであれば、気軽にご連絡ください。

投稿者: 須田歯科